REPORT
【アフターレポート】\音楽と手作りアイテムで特別なクリスマスを迎えよう/MACHIDA HANDCRAFT X’mas !!
2024.02.16
クリスマスムードが高まる2023年12月23日(土)。シバヒロでもそんなムードに乗っかり、クリスマスを楽しめるイベント「MACHIDA HANDCRAFT X’mas !!」を開催しました。町田にゆかりのあるアーティストの生の音楽を聴くことのできる「X’masスペシャルライブ」、自ら手を動かしてクリスマスにちなんだアイテムを手作りできる「HANDCRAFTショップ&ワークショップ」、冬にぴったりの焚き火やキッチンカーなど、冬のシバヒロを満喫することができる楽しい企画を用意しました。クリスマスムード一色となったイベント当日の様子をお伝えします。
歌うサンタさん登場!
X’masスペシャルライブのトップバッターは、夕日ビールさん。「MACHIDA HANDCRAFT X’mas !!」が始まりしばらくすると、どこからともなく楽器の音色が聞こえてきました。サンタとトナカイに扮した夕日ビールさんと仲間たちが、楽器を演奏しながら客席周辺を歩き回ると、子どもたちが後を追うように続々と集まってきます。
夕日ビールさんが持っている白い袋には、なんとプレゼントのお菓子が。子どもたちはワーッとサンタさんのもとに集まり、お菓子を受け取りニコニコに。
「ジングルベル」、「赤鼻のトナカイ」などクリスマスソングを中心に、生演奏と素敵な歌声が披露され、大人も子どもも自然と手拍子をしながら、ライブを楽しんでいました。
夕日ビールさん「これほど開放感がある場所はなかなかないので、シバヒロで演奏するのはやっぱり気持ち良いです。見た目的にも楽しんでもらえるよう、今回初めてサンタクロースの恰好でライブをしてみました。子どもたちがたくさん来てくれたので、お菓子が足りるかドキドキしましたが、たくさん用意したおかげでなんとか間に合って良かったです。サンタが歌っている横でトナカイが演奏していたら素敵だろうなとライブ前に想像していたので、それが形になり、少しでもイベントの力になれていたら嬉しいです。」
HANDCRAFTショップ&ワークショップ
シバヒロの入口すぐのところに設置されたテントでは、クラフトワークショップ&物販が行われました。それぞれ特徴的な3つのブースが用意され、親子で同じワークショップに挑戦したり、兄弟姉妹で別のワークショップに参加してそれぞれの作品を見せあったり、たくさんの方々がワークショップに参加していました。素敵な講師の皆さんの紹介と共にワークショップの様子をお伝えします。
ワークショップ① 「木のクリスマスオーナメントづくり」
「木のクリスマスオーナメントづくり」を行ったのは、町田市相原町にある「くうちん工房」の大川小枝子さん。くうちん工房は、広葉樹の無垢材からダイニングテーブル、椅子、棚、子ども用の家具などを製作している家具工房です。この日は旦那様と共に、ワークショップの講師を務めてくれました。
ワークショップの材料は、家具づくりで出た端材。クリスマスツリーや雪の結晶の形をした板に、木の端材を自由に張り付けて、オリジナルのオーナメントを作成しました。家具工房ならではのワークショップで、大きさ、色、形もさまざまな木の端材を自由に使った、個性豊かなオーナメントができあがっていました。
大川さん「何度かシバヒロのイベントに出展していますが、シバヒロはやっぱり楽しいですね。大きなテントがあるのも良いですし、芝生で焚き火ができるのも意外性があって面白いなと思います。ワークショップに参加してくれた子に、向こうでマシュマロが焼けるんだよと伝えたら目が輝いていて。楽しくて良い企画だなと思いました。
今回のワークショップは、工作の原点に戻ったようで楽しかったです。端材の上に端材を重ねたり、ツリー型の板に乗せられるだけ端材を乗せてみたり、私たちが用意していた見本にとどまらない色々なオーナメントが作られていて、とても面白かったです。」
ワークショップ② 「ペーパークラフトワークショップ」
こちらのワークショップを担当してくれたのは、イギリス在住中にパーチメントクラフト講師の資格を取得した、ペーパークラフト講師の大久保千容子さん。ブース前にはご自身が作ったペーパークラフトの作品が展示・販売されており、子どもたちは興味津々。
クリスマスツリーに飾るペーパークラフトのオーナメントかクリスマスカード、好きな方を選べるワークショップとなっており、「どっちもやりたい!」とお母さんを困らせるお子さんの姿も。カット済みのペーパーが用意されていたので、小さいお子様でも安心して、かわいいオーナメントやクリスマスカードを作ることができました。
大久保さん「いつもバスの窓からシバヒロを眺めていて、いつかここのイベントに参加したいなと思っていたので、夢が叶いました。カードもオーナメントもどちらも同じくらい人気があって、子どもたちが喜んでやってくれたのでとても楽しかったです。子どものなかにも、木の工作が好きな人、紙の工作が好きな人など好みがあるので、それぞれ違う材料を使った3つのブースが並んで好きなワークショップを選べるのは、とても良い企画だと思いました。」
ワークショップ③「籐で作るフラワープレートづくり」
天然素材の籐(トウ)を使ってお花型のプレートを作るワークショップを開催してくれたのは、籐編み教室「toAmu_rattan」を営む髙橋由希さん。オンライン講座、イベント出展などさまざまなところで籐編みを教えていますが、屋外でのワークショップは今回が始めてだったそう。ご家族で参加し、旦那さん、娘さんもワークショップや物販をサポートしてくださいました。
籐編みに取り組む子どもたちの目は、真剣そのもの。一見難易度が高そうに見える籐編みですが、髙橋さんのサポートもあり、皆さん素敵なお花型のプレートを作り上げていました。ブースには髙橋さん手作りの籐編み雑貨やアクセサリーなどが販売されており、クリスマスプレゼントに購入していく方もいらっしゃいました。
髙橋さん「屋外で籐編みのワークショップをするのは初めてでしたが、天気にも恵まれて、外でやるワークショップはすごくいいなと思いました。お子様の参加が多く、籐に始めて触れる方もいたと思いますが、皆さんスッとワークショップに入ってくれてとても楽しかったです。シバヒロに来たのも初めてですが、通りから芝生と大きなテントが見えたとき、良い雰囲気だなと思いました。今日はライブもあって、音楽が流れているのもとても素敵でした。またぜひ呼んでいただきたいです。」
ポンポンアートで自分だけのクリスマスツリーをかこう
テントから少し離れた芝生の上でたくさんの子どもたちが集っていたのが、ポンポンアートのブース。横浜を中心にアートワークショップを展開している松本千花さんにより、手のひらサイズの正方形の紙皿に、お気に入りの色の絵の具でクリスマスツリーを作るワークショップが行われました。
用意していたシートに乗り切らないほどたくさんの方々が参加し、急遽ビニールシートでワークスペースを増長させるほどの人気ぶり。
絵の具だけでなく、スタンプのインクやマスキングテープ、綿棒などさまざまなアイテムが用意され、子どもたちはアイデアを巡らせ自由に作品を作り上げていました。
写真左:松本千花さん、右:町田・鶴川団地コミュニティビルダー 鈴木真由さん
松本さん「シバヒロでワークショップをするのは初めてでしたが、天気に恵まれてとても伸びやかにできました。子どもを見守るだけじゃなく、お父さんお母さんもぜひ一緒にやってくださいと声をかけたので、結果的に多くの人に参加していただきました。誰でも失敗なくできるようにワークショップの内容を考えましたが、同じ”クリスマスツリー”というテーマでもできあがったものはこんなに違って、みんなの個性が輝く時間になったなと思います。芝生には人を和らげる力があって、みんながのびのび、シバヒロで自分の時間を過ごしていたのがとても良いなと思いました。」
みんなで囲む、焚き火エリア
寒い時期のイベントということで、暖をとれるよう設置されたのがこちらの焚き火エリア。楽しく暖をとれるよう数量限定で焚き火の定番”マシュマロ”を配布すると、こちらも用意していた串焼き棒が足りなくなってしまうほどの人気ぶり。
アルミホイルや割り箸を用意しており、配布しているマシュマロ以外にも好きな食材を焼いてOKというルールのため、ワークショップの講師の方がソーセージを持参していたりと、みなさんそれぞれの楽しみ方で、焚き火を満喫していました。
焼き芋が食べれる!佐藤農場のキッチンカー
同じく寒い時期にぴったりだったのが、佐藤農場のキッチンカー。佐藤農場は町田市の鶴川地域で2020年4月からスタートした農場で、冬は自家製サツマイモの焼き芋や干し芋をキッチンカーで販売しています。この日は焼きたてホクホクの焼き芋に加えて、温かい飲みものも販売されました。
焼き芋を食べながら芝生でくつろいだり、ライブを聞いたり。来場者の身も心も温めてくれる最高のキッチンカーでした。
芝生で遊ぼう!スポーツ&遊びのレンタル所
今回新たな試みとして行われたのが、スポーツ&遊びグッズの無料レンタル。インフォメーション横にレンタル所をつくり、モルック、バドミントン、大繩、フリスビー、フラフープ、ツイスターゲームなど、芝生と相性抜群なアイテムが貸し出され、大人も子ども思い思いに、シバヒロで身体を動かしていました。
なかでも注目を集めていたのが、巨大ジェンガ。複数のご家族で盛り上がりながらジェンガを楽しんでおり、近くに居合わせた人も対決の行方を見守る一体感が生まれていました。
みんなで一緒に!締めのX’masライブ
寒さに負けず盛り上がったイベントのトリを飾ったのは、町田育ちのシンガーソングライター・nozomiさんのライブステージ。あわてんぼうのサンタクロース、きよしこの夜などのクリスマスソングを中心に、透き通る歌声がシバヒロに響き渡ります。
振り付けで参加できる曲もあり、nozomiさんのお手本に合わせてみんなで練習。徐々に難易度が高くなる振り付けに「むずかしいー!」と言いながら、大人も子どもも楽しく曲に参加していました。
nozomiさん「シバヒロでライブをするのは初めてでしたが、自然な雰囲気と開放感がとても気持ちよかったです。私は相模原出身ですが、町田の学校に通っていたこともあり、このあたりは地元という感覚が強いです。シバヒロに入ったのは初めてですが、とても楽しかったので、ぜひここでまたライブができたら嬉しいです。」
温かいクリスマスの思い出に
音楽、手作り、アート、食べ物、焚き火、遊び。寒さを吹き飛ばして、芝生、そしてクリスマスを満喫する企画が盛りだくさんだった「MACHIDA HANDCRAFT X’mas !!」。ご来場いただいた方々にとって、シバヒロで過ごした温かい時間が、素敵なクリスマスの思い出になっていたら嬉しいです。
2024年もシバヒロにRIDE ONしたさまざまな企画を開催予定ですので、ぜひ足を運んでくださいね!