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【レポート】芝生でごろんシネマ vol.3 上映作品「ロケットマン」 ~ 伝説的ミュージシャン “ エルトン・ジ ョン “ の真実 ~

2020.09.07

芝生でごろんシネマ vol.3ついに開催!

市役所の跡地に作られた5700㎡の芝生の広場、町田シバヒロ。

シバヒロではこれまで、ヨガ、古本市、煎茶会、野外上映会など、市民の方のアイデアから生まれたイベントが数多く開催されてきました。

その中でも特に反響が大きかったのが、昨年2回開催された野外上映会「芝生でごろんシネマ」です。9月に開催された『ボヘミアン・ラプソディ』の上映会は1000人もの来場者が集まる大盛況で、市民の方から第3回の開催を待ち望む声を多数いただいていました。感染症の流行により開催することができない状況が続いていましたが、去る8月9日(日)、万全の感染症対策のもと、「芝生でごろんシネマvol.3」が開催されました。

さらにシバヒロでは今年から、市民のやりたいことを形にしていくプロジェクト「Ride ON シバヒロ」が始動。お互いの“好きな事”や“アイデア”に乗っかりあって、シバヒロでしか起きない“何か”を作っていこう!というプロジェクトです。今回はその第1弾として、町田市民発の企画である「天体観望会」がごろんシネマにRide ONする形で開催されました。こちらのイベントも合わせて、当日の模様をレポートします。

Ride ONシバヒロの詳細はこちら

万全の対策で

会場に到着するとまず初めに、アルコール消毒、検温が行われます。受付を済ませ、ウイルス除去マットの上を通過すると、ようやく会場入りすることができました。

さらにこの日のごろんシネマでは、前回1000人だった定員を半分以下の400人に。

グループごとにテープで区切ったエリアを鑑賞スペースとし、ソーシャルディスタンスを保った状態での上映会となりました。

大人気映画『ロケットマン』

上映された作品は、2019年に公開された映画『ロケットマン』。イギリス出身の伝説的ミュージシャン、エルトン・ジョンの生涯を描いた大人気映画です。迫力ある音楽シーンが特徴の、野外映画には持ってこいの作品ですね。

この日は、映画の上映に加えて、「映画の楽しみ方をアップデートしていく」というテーマで3つの企画が行われました。

次はこれだ!上映作品アンケート

まず1つ目の企画は、上映作品アンケート。次回の上映作品を、来場者の皆さんの投票で決めようという企画です。候補作品の『SING/シング』、『スタンド・バイ・ミー』、『レ・ミゼラブル』の中から1つを選び、受付でもらったシールをボードに貼るという形で投票が行われました。

『レ・ミゼラブル』のボードはきっちりと列になるように、『SING/シング』のボードは思い思いの場所にシールが貼られていて、作品ごとに選んだ人たちの性格が垣間見えるようなほほえましいアンケートになっていました。

予想以上の大混戦のなか、次回の上映作品はどの映画になったのでしょうか。

結果は記事の最後に、次回の開催概要とともにお伝えします。

映画に欠かせない!お供アンケート

2つ目の企画は、映画に欠かせないお供アンケート。

こちらのアンケートは、オンラインでのご予約時、来場予定の方々に回答していただきました。

ポップコーン、チュロス、ビール、コカ・コーラ、炭酸飲料など、映画の定番と言われる食べ物や飲み物はやはり人気なよう。会場にも、人気のお供を携えてシバヒロを楽しむご家族の姿がありました。

さらには、シバヒロ近くにあるテックスメックス料理店「NUB」さんのラップサンドをお供にしているという町田人らしい回答も。食べ物や飲み物以外にも、クッション、ブランケット、目薬、スリッパなど、映画に集中するためのグッズを回答してくれた方も多くいらっしゃいました。

そして特に印象的だったのが、食べ物でもグッズでもない回答の数々。

「最高のお供はゆったり出来る時間」、「のめり込める環境!」、「一緒に感動を共有してくれる友」、「大切な人!」、「映画の時間と空間を共有する人」というように、映画をのんびりと楽しむことのできる空間や、それを誰かと共有することに価値を見出している方が多いようでした。

技術の進歩によって、いつでもどこでも映画を観ることができる現代。それでもなお、町田市民からは「映画館が欲しい」という声があがり、ごろんシネマにはたくさんの方が足を運んでくれる。その理由が、このアンケート結果に現れているのかもしれませんね。

パシャリ!スナップ写真撮影

3つ目の企画は、スナップ写真企画。芝生の空間の活用方法やごろんシネマのこだわりの楽しみ方を撮影させていただく企画です。

1組目は、グラスにシャンパンを注いで乾杯をしていたこちらの5人。

芝生での映画鑑賞に惹かれた野外映画好きの男性が、ご友人を誘って参加してくださったそうです。グラスもテーブルもすべて持ち運びやすい組み立て式のもので、野外上映にはぴったりですね。

写真右の男性は、「なかなか芝生を開放して自由にやっていい空間って少ないから、すごく良いですよね」とシバヒロの魅力をお話してくれました。映画上映はもちろんのこと、開場から上映までの時間を思い思いに楽しむことができるのも、ごろんシネマの魅力です。

最高のリラックスアイテム

2組目は、大きなクッションに空気を入れていたこちらのお2人。

これまでシバヒロを訪れたことはなかったそうですが、今回たまたまイベントを見つけて、芝生が気持ちよさそうだなと思い、初めてシバヒロに足を運んだそうです。

こちらのクッションは、ビーチや公園など、アウトドアで使うことのできるものだそう。

野外映画をリラックスして楽しむには最高のアイテムですね。

「対策ばっちりで来ました」

3組目は、町田在住のこちらのご家族。

なんと、第1回から全てのごろんシネマに足を運んでいるそうです。

「前回の反省を生かし、対策ばっちりで来ました」とお話してくれたように、ごろんシネマ対策は完璧。座布団、蚊取り線香、ムヒ、虫よけシートなど、周囲の人にも配慮しつつ、ごろんシネマをしっかりと楽しめるよう、グッズを揃えてきたそうです。そこにお母さんお手製の焼きそばが加わり、野外上映を満喫する準備はばっちりです。

映画好きの3人に、次回の上映作品アンケートで投票した映画を伺うと、なんと全員が違う映画に投票したそう。お父さん、お母さん、娘さん、どなたが投票した映画になっても、次回のごろんシネマも観に来ますとお話してくれました。

「私はこの映画見たことあるから」、「でも外で見るならこれが良んじゃない?」などと、一緒に来た人と次回の作品について話し合う時間は、映画好きにはたまらないですね。

ポップコーンをお供に

4組目は、町田在住のこちらのご家族。お供アンケートで圧倒的な人気を誇っていたポップコーンを、お家で作って持ってきていました。

町田っ子のお子さんは、毎日シバヒロで遊んでいるそうで、前回のごろんシネマにもご家族で足を運んでくださったそうです。次回の上映作品アンケートでは、子どもも一緒に見れるようにということで、SINGに投票したそうです。

素敵な笑顔がたくさん

他にも、住んでいる場所や年齢を問わず、ごろんシネマを楽しみにしていた方がたくさん。

よくシバヒロを利用していますという町田っ子も、初めてシバヒロに来ましたという方も、皆さん素敵な笑顔で、シバヒロの良さやごろんシネマの魅力をお話ししてくれました。

ごろんシネマが、町田の方からも町田外の方からも愛されるイベントとして、少しずつ、けれど着実に成長していることを感じられるスナップ写真企画でした。

ごろんシネマにRide ON

ラストのミュージカルシーンの熱気と共に幕を下ろしたごろんシネマ。その熱気を保ったまま、Ride ON企画である天体観望会が始まりました。

今回、シバヒロに「好き」をRide ONしてくださったのはこちらのおふたり。

星空案内人の資格を持つメンバーで構成される「星空の学校~École Étoile ~」(エコエト)のアッキーナさんと、代表のモスッチさんです。

アッキーナさん

「町田って、科学館とかプラネタリウムがないんですよ。昔はプラネタリウムがあったんですけど、それがなくなってしまって。こういう星好きの人が集まれるようなイベントを町田でやりたいなというのがずっとありました。École Étoileとして色々な場所で観望会をさせてもらっているうちに、これ、町田でできないかな?と思って。イベントに参加した時に、ぜひ町田でやりたいですと言わせていただいた。」

生まれ育った街で自分の好きな天体観望会をしたい。そんなアッキーナさんの思いに、モスッチさんをはじめとするÉcole Étoileの皆さんが「乗っかり」、今回の天体観望会が実現されました。

天体観望会が実施されるきっかけとなったイベントの詳細はこちら

木星の模様が!土星の輪が!

天候を考慮し、予定より少し早めの21時過ぎから観望会が開始されました。感染症対策として、参加者の方は1人1つずつ支給されたプラカップをレンズに被せ、その上から望遠鏡をのぞきます。

この時間のシバヒロ南東の空には、肉眼でも確認できるほどの明るさで、木星と土星が輝いていました。参加者の皆さんは2つの天体望遠鏡をのぞきこみ、それぞれの惑星を観察します。

木星を望遠鏡でのぞいていた男性は、「あの星を望遠鏡で見るとこれってことですか⁉」と望遠鏡と夜空へ視線をいったりきたりしながら、興奮気味に木星を観察していました。土星が見える望遠鏡をのぞいている方からは、「輪っか!すごーい!」「たしかに見える!すごい!」と感嘆の声があがります。

「初めて望遠鏡で見たので、木星のしましまとか土星の輪っかとかを見れて感動しました!」と参加女性がお話してくれたように、なかなか見ることのできない惑星の姿に、参加者の皆さんは大盛り上がりでした。

「町田でも見えるんだ!」

望遠鏡での観察を終えた方々は、配布された星図を片手に、肉眼で見える星を探していきます。初めはなかなか目当ての星を見つけられず苦戦していた方も、しばらく夜空を見つめていると、目が慣れて星が見えてきた様子。「町田でも見えるんだ!」「途中諦めてたけど本当に見える」と、町田の夜空に浮かぶ星に感動の声があがっていました。

アッキーナさん「夏の大三角とか見えるんですよ、町田の駅前でも。見えるんだけど、やっぱり明るいからみんな全然気にしない、見えると思っていなくて。今回、街中でも見えるんだよというのに気付いてもらえたらいいなと思いました。」

イベント開始前にお話してくれたアッキーナさんの思いは、参加者の皆さんにしっかりと届いているようでした。

最後は国立天文台のソフトウェア「MITAKA」をスクリーンに映し、École Étoileメンバーの解説のもと、南半球の星空や、銀河系の星などのシュミレーションを楽しみ、イベントが終了しました。

季節ごとに星空を見たい

シバヒロのご近所に住んでいるというこちらのご家族。

娘さんはちょうど、学校の授業で星について習っているところだそうです。感想を伺うと、「土星の輪っかを初めて見たので、貴重な体験でした」「季節ごとに見れたら良いですよね」とのこと。

何度も2つの望遠鏡をいったりきたりして惑星を見ていた息子さんは、「輪っかが面白かった!」とニコニコの笑顔で教えてくれました。

アッキーナさん、モスッチさんをはじめとするÉcole Étoileの皆さんが、シバヒロに「好き」を乗っけてイベントを開催し、それに乗っかった人々のなかに、また新たな「好き」が生まれていく。これからのシバヒロでは、この日のイベントのような「好き」の循環がたくさん生まれていくのではないか。そんな可能性を感じることのできる第1回目のRide ON企画「惑星と夏の星座をさがす天体観望会 〜町田シバヒロ で宇宙を感じよう!~」でした。

次回の開催は9月5日!*雨天の為中止となりました

来場者の皆さんのご協力のおかげで、無事に開催することができた今回の芝生でごろんシネマ。次回の開催は9月5日(土)となりました。

そして気になる次回の上映作品は、アンケートの結果、『SING/シング」に決定しました!お子様連れの方からの圧倒的な人気に加え、「野外上映ではリズムに乗れるような映画を観たい」という大人の方からも多くの票を集めていました。

次回の開催も今回同様、予約されたお客様限定、400人規模での開催となります。

参加をご希望の方はお早めにお申込みください。

芝生でごろんシネマ vol.4『SING/シング』詳細はこちら
*雨天の為中止となりました

次回もシバヒロで、元気な笑顔の皆さんにお会いすることができますように。

町田の内からも外からも、たくさんのご参加お待ちしています。

ご参加いただいた皆さん、取材にご協力いただいた皆さん、ありがとうございました。

(Photo ©︎Teppei Kamitani)

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