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【レポート】 \RIDE ON シバヒロ2022/ 町田ものづくり縁日 〜クラフトワークショップが大集合! じぶんの”手づくり”をシバヒロに広げよう〜

2022.10.06

町田駅から徒歩5分の場所にある「町田シバヒロ」。広大な芝生、その総面積は5700㎡にもなります。
そんなシバヒロで、9月10日に「町田ものづくり縁日」が行われました。その名の通り、シバヒロでさまざまなものづくりを楽しめる1日です!

昨年開催した「動かせるベンチづくりワークショップ」。大人から子どもまでみんなで力を合わせて作ったベンチは、今でも多くの方に使っていただいています。今回は、そんなみなさんから愛されているベンチに色をのせてバージョンアップさせる企画のほか、もっとものづくりに没頭できるような、様々なものづくり体験コーナーが登場しました。

子どもから大人までものづくりが楽しむことができたイベントの模様をレポートします!

 

■みんなでベンチをペイント!

ひとつめのものづくりは「動かせるベンチにペイントしよう」です。
昨年、ワークショップで製作したベンチにみんなで色を塗っていこう!というもの。

まだ真っ白なベンチ。

ペイントできる部分も多く、やりがいもありそう……ですが、「どんなふうに描いたらいいんだろう?」「こんなふうに塗っても大丈夫なのかな?」とドキドキしてしまいますよね。

でも、大丈夫! 実はステンシルというものが用意されており、ペンキを染み込ませたスポンジで上からポンポン、とする仕組み。ベンチに色をのせていく前に、教わりながら練習もできるので安心です。

これなら小さいお子さんでも気軽に楽しむことができます。ステンシルの上から色を塗り、台紙を外した瞬間に「わぁ~!」と明るい声が響きます。

外も中もとってもかわいく出来上がりました。

ちなみに、このベンチは昨年からシバヒロで大活躍中。昼間は、日陰が少ないシバヒロで休んだり、くつろいだり。
ちゃんとテーブルがあるので、ちょっと食事やお茶をしたり……というのにもぴったり。

素敵にペイントされたベンチはこれからもシバヒロで活躍してくれるはずです。

 

 

■リース&フラワーベースを作ってみよう!

flower iloiloさんがホストの「オーストラリアプリザードフラワー」で作るリースやフラワーベース。イベントスタート時から多くの方が訪れていました。

オーストラリアプリザードフラワーは西オーストラリアの原野で育つ花を、現地で特殊加工した生花とドライの中間のお花です。日本ではあまり扱われていないものなのだとか。

びっくりするほどの鮮やかなカラー!

ドライになりきっていないので、ふんわりと花本来の香りがあります。
リース、フラワーベースを作るテーブル付近は常に良い香りに包まれていました。

参加される方は、自分で使う花をチョイスします。どんなカラーにするのか、選ぶだけでも楽しめます。

リースもフラワーベースも自分の感性で仕上げていくもの。基本は差し込んでいくだけなので、難しくはなく年齢問わず楽しむことができます。

お子さんたちも「どんなのがいいかな?」と頭を悩ませながら製作。

「お子さんが作られるものはダイナミックですね」とスタッフさん。個性が出るのもよいところです。

出来上がったリースを手にパシャリ。

楽しく製作いただけたようで「どうするのがいいのかな? と考えているうちにどんどん時間が経ってしまいました。本当に人によって選ぶ花も、デザインも変わってくるのもおもしろいですよね」。

フラワーベース作りに挑戦されていた女性も。

「どういうふうにしたらかわいくなるのか、悩んじゃいますね。ちょっと力んでしまって、茎を少し折ってしまいました(笑)」

苦戦しつつも、楽しそうに製作されていらっしゃいました。

ワークショップを行ってみて、flower iloiloさんは……。

「こういうワークショップイベントに参加するのは初めてなんです。どうなることやらと思いながら準備を一生懸命やってきたんですけど、やっぱりお客さんを目の前にしてお話すると自分も改めてこのお花が好きだな、と実感できました。私が好きになった花をかわいい、って思ってもらえるのはすごくうれしいですね。こういうイベントに出ないと実感できないことだな、と思います。こういう機会をいただけて本当にありがたかったです。

シバヒロだと、個々でイベントをするというより、いろんなワークショップが一体となってできるのでそれもすごく嬉しいし楽しかったな、と思います。ちなみに、今は来年の夏ぐらいを目標に自分のお店を持てるように活動しているところです!」

 

■カホンでリズム作り!

DIYや工作だけでなく、今回はみんなでリズムを作るワークショップも!
カホンはペルー発祥の打楽器。箱型で跨って叩いて奏でる楽器です。叩く場所によって音が変わり、音楽を奏でます。

複数人でやると迫力があります!
先生からレクチャーを受けながら、少しずつテクニックをレベルアップさせていきます。最初はおそるおそる……と言った様子で叩いていた方も最後には力強いリズムを打ち出したり、即興で自分だけのリズムをつくり、披露し合う場面も。

「叩く」というシンプルな演奏法なので、お子さんでもチャレンジできます!

真剣な表情から気迫が伝わります……!

家族で楽しめるカホン、素敵ですね。

参加された方からは「久しぶりに楽器に触れて楽しかったです」、「初めてやってみたんですが、ちゃんと音が出るのが嬉しくなってしまいました」という声が。

今回、カホンを教えてくださった、きらきらみさこさんにお話をお聞きしました。

「ワークショップ以外の時間にも触りにきてくれる子が多くてよかったですね。親子で参加してくれてて、お子さんはもちろん、親御さんも楽しくやってくださっていましたね。案外通りすがりの人が興味を示してくれたり。あとは見たことはあるけど触ったことはないという人が多くて。そういう人に初めて触れてもらういい機会になったかな、と思います」

 

■ミニちゃぶ台を作ろう!

あっという間に満員御礼となったのがミニちゃぶ台作りのワークショップです。

とても使いやすそうなサイズ感はおうちではもちろんのこと、ピクニックなどに持ち出すときにもよさそうです。なにより、「ちゃぶ台」の形がとってもキュート!

今回は、組み立てから行う「ぜんぶコース」と、ヤスリ掛けと塗装のみの「おてがるコース」の2つのコースをご用意。DIYが初めてという人でも、不器用だけどできるかな? と不安に思ってしまう人でもチャレンジしやすいワークショップとなっています。
「ぜんぶコース」は、材料はカットされたものが用意されているのでビスで組み立てていくとこからスタート!

足を取り付ける部分にまずは印をつけて、続いては教わりながら、ビス打ち!

初めてということで、緊張の面持ちで取り組むお子さんもたくさんいらっしゃいました。

最初はこわごわでも、慣れていくうちに楽しくなってくるかも?

脚がつくと途端にちゃぶ台になり、完成がわかるのもDIY初心者としては嬉しいかもしれません。

続いてはヤスリがけ、塗装に入っていきます。

「おてがるコース」を選んだみなさんはここからのスタートになります。
自分の好みのペイントにして……できあがったらどのように使うのでしょうか?

「枕元において、スマホ置きにします」

「子ども用のテーブルに使います」

と、汎用性の高い形だけに、使い方もさまざま。

でも、出来上がった瞬間の達成感ある笑顔はみなさん一緒! お気に入りのミニちゃぶ台はできあがったでしょうか。

 

■ぬりぬりエコバッグを作ろう!

親子向け工作ワークショップや、大人向け絵本読み聞かせを行っているRainbow kidsのとろぶのりこさんによるエコバッグのワークショップ。RIDE ONアクションとして今回は企画してくださいました。

用意された無地のエコバッグやポーチに自分でイラストや文字を描いていきます。

スタート時から大盛況!

絵の具で絵を描くだけではなく、アクセサリーパーツを貼り付けてキラキラにしてみたり……。それぞれの個性が光ります。取り組むお子さんたちの表情は真剣そのものです。

そんなお子さんの様子をにこやかに見守るお母さんは……。

「たまたま通りかかって楽しそうだな、と思って立ち寄りました。偶然、娘と同じ学年の子と一緒になったのもびっくりしましたけど、娘も楽しめたみたいでよかったです」

出来上がったエコバッグと一緒に記念撮影! どれもとっても素敵な仕上がりです。ぜひ、いろんな場面で活躍してくれますように!

今回のようなワークショップはいろんなところでやったことがある、とホストのとろぶのりこさん。

「ほかのところでは結構パパパッとやって帰っちゃう子たちもいるんですけど、今日きたお子さんたちはみんなじっくり取り組む子が多くて。自分の色とかそれぞれ個性が違っていて、しかもすごく楽しんで塗ってくれていました。私も楽しかったです!」

この日は、清々しいほどの晴天!

あまりの日差しの強さに午後からはどのワークショップもテントの下で行われました。

でも、だからこそ隣のワークショップの様子も見えて、「次はあれに参加してみようかな?」とさまざまなものづくりにチャレンジされる方も。

作る楽しさをたっぷりと味わえた1日。このイベントをきっかけに、町田シバヒロでのものづくりにさらなる興味が沸いてくださっていたら幸いです。

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